梅雨入り宣言が出たということで、そんなパッとしないお天気の日には、
カラッとした映画がお勧めです。
『Somthing's Gotta GIVE 恋愛適齢期』
2003年秋公開、ジャック・ニコルスン ダイアン・キートン キアヌ・リーブスが贈る大人のラヴコメデイーです。
「カッコーの巣の上で」や、「シャイニング」の重く凄みのある役柄とはまるで違うジャック・ニコルスン。
若い女性との恋を楽しむ敏腕実業家は、エロさと、渋さと、哀しさを漂わす、老プレイ・ボーイとでもいいましょうか(笑)。さすが、オスカー俳優、コメデイーも見事な演技で、素敵です。
「アニー・ホール」で印象深いダイアン・キートンは、大人可愛い!を超えた、シワ、老眼の劇作家の中年女性役を、とてもキュートに演じています。
恋を自覚して、段々若々しくきれいになるダイアン。こんな、50代なら、OK!ですね。
青年医師を演じるキアヌ・リーヴスは、「マトリックス」のクールさとは正反対な爽やかキャラで、親子ほど歳の離れたダイアン・キートンに恋をする。シャイな人柄は、本人の素のままかも。
二人の男性との恋に戸惑うダイアンが何とも羨ましいストーリーですが、キャンドルを効果的に使ったリヴィングルームや、ベッドルーム。黒と、オフホワイトで、モダンにまとめた、ダイアンの書斎、海辺のサマーハウスのインテリアや、スッキリ大人のダイアンのファッションも、楽しめますよ。音楽も耳に懐かしくいい感じ♪
終盤、パリでのシーンも素敵です。
劇中、ジャック・ニコルスンが、泊まる、「ホテル・プラザ・アテネ」
モンテニュー通りにある、5つ星のホテルです。
ここのゴージャスなインテリアはすごい!そして、ホット・ショコラは、銀のポットで出てきてとても美味しい!!
さて、素敵な三角関係は、どうなるのでしょう?!
「恋愛適齢期」カラッと、楽しめる大好きな映画です。