m.sucreのミューズ、アヌーク・エーメは この時 34歳。
クロード・ルルーシュ監督の「男と女」は、他のどんな名作も超える事が出来ないシュクルが選ぶ最優秀名画です。
皆さんも あの、♪ダバダバダ、ダバダバダ〜♪ でおなじみの フランシス・レイのテーマ曲はご存知でしょう。
映像、ストーリー、音楽、俳優、ファッションと、あらゆる要素において大変美しいラヴ・ストーリーです。
舞台はフランス。パリとそこから車で2時間あまりのリゾート地ノルマンデイーのドーヴィル。
男は ジャン=ルイ・トランテイニャン演ずるレーサー、ジャン=ルイ。
女は 映画のスクリプト・ガールをしているアンヌを、アヌーク・エーメ。
スクリーンにも アンヌの亡き夫役として登場する ピエール・バルーの歌声は とても耳に心地よいのです。
巻頭シーンのジャン=ルイは、オープンカーに乗った、コート姿がとてもダンデイーな大人の男性のファッッション。
アンヌも気品漂う大人のセンスで、さり気なくでも上質なスタイルを、たくさん見せてくれます。
はじめて観たのは 10代の頃だったでしょうか。
年齢を重ねるごとに感情の機微や、深みが沁みてきて、幾度となく観てしまうのは唯一この映画。
どうぞ、夏を迎える前に この美しい愛の物語を 是非ご覧になって下さい.